関矢留作(読み)セキヤ トメサク

20世紀日本人名事典 「関矢留作」の解説

関矢 留作
セキヤ トメサク

大正・昭和期の農民運動家



生年
明治38(1905)年5月2日

没年
昭和11(1936)年5月15日

出生地
北海道江別町野幌(現・江別市)

出身地
新潟県魚沼郡

別名
筆名=星野 慎一

学歴〔年〕
東京帝国大学農学部〔昭和4年〕卒

経歴
東大在学中共青に加入し、卒業後は産業労働調査所に所属して農民部を担当。またプロレタリア科学研究所に属し、農業問題の責任者でもあった。昭和5年末共青関係で検挙され、8年に出所。出所後は農業に従事するなかで農民への啓蒙運動をした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「関矢留作」の解説

関矢留作 せきや-とめさく

1905-1936 昭和時代前期の農民運動家。
明治38年5月2日生まれ。関矢孫左衛門の子。総同盟の関連団体,産業労働調査所に所属し,農民部を担当。昭和4年全農戦闘化協議会に参加,「農民闘争」誌上論文執筆。翌年共産主義青年同盟の関係で検挙された。8年出所後,北海道で農業に従事。昭和11年5月15日死去。32歳。北海道出身。東京帝大卒。筆名は星野慎一。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android