閫外(読み)コンガイ

精選版 日本国語大辞典 「閫外」の意味・読み・例文・類語

こん‐がい‥グヮイ【閫外】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 敷居の外。戸外。
    1. [初出の実例]「殊慙閫外不集賢之堂、簾中徒設𨷻入之制」(出典菅家文草(900頃)七・書斎記)
    2. [その他の文献]〔孔子家語‐本命解〕
  3. 都の外。境界の外。城外。また、とくに境外軍務
    1. [初出の実例]「今損軍費粮、為国家大害、閫外之寄、豈其然乎」(出典:続日本紀‐延暦八年(789)六月庚辰)
    2. [その他の文献]〔晉書‐陶侃伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む