闇に鉄砲(読み)やみにてっぽう

精選版 日本国語大辞典 「闇に鉄砲」の意味・読み・例文・類語

やみ【闇】 に 鉄砲(てっぽう)

  1. 目標の定まらないこと。あてずっぽうに事をなすこと。また、やっても効果意味のないことをたとえていう。闇に礫。闇の礫。闇の筒先。闇の夜に鉄砲。闇の夜の礫。
    1. [初出の実例]「むしゃうやみに鉄炮(テッポウ)はなつごとく、出るままの悪口」(出典浮世草子傾城色三味線(1701)鄙)

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ことわざを知る辞典 「闇に鉄砲」の解説

闇に鉄砲

暗闇で鉄砲を撃つ。目標の定まらないこと。あてずっぽうに事をなすこと。また、やっても効果や意味のないことのたとえ。また、まぐれあたり。

[使用例] まるで闇に鉄砲、こればかりは防衛のしようがない[中野好夫*風前雨後|1954]

〔異形〕闇夜つぶて

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