阿加流姫(読み)あかるひめ

精選版 日本国語大辞典 「阿加流姫」の意味・読み・例文・類語

あかる‐ひめ【阿加流姫】

  1. 新羅(しらぎ)国王の子天之日矛(あめのひぼこ)の妻。「古事記」によれば、新羅の女が日の光を受けて懐妊し、産み落とした赤玉が天之日矛の手に渡って美女に化したという。のち天之日矛から逃れて難波に行き、比売碁曾(ひめこそ)神社に祭られる。比売碁曾神。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「阿加流姫」の解説

阿加流比売 あかるひめ

「古事記」にみえる神。
新羅(しらぎ)(朝鮮)の阿具(あぐ)沼のほとりで昼寝をしていた女性の陰部(ほと)に光がさし,生まれた赤玉から変じた美女。新羅王子天之日矛(あめのひぼこ)の妻となる。のち王子といさかいをした時,「わが祖国は日本」といい,日本に戻り,難波(なにわ)でくらす。王子もそのあとを追い,日本に渡来した。難波の比売碁曾(ひめこそ)神社の祭神ともいう。

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