阿左村(読み)あざむら

日本歴史地名大系 「阿左村」の解説

阿左村
あざむら

[現在地名]笠懸村阿左美あざみ

西は久々宇くぐう村、南は本町ほんまち(現藪塚本町)。寛文年間(一六六一―七三)の笠懸野開発により阿佐美あざみ村の南西地先に成立した新田村。寛文一一年の岡上開拓絵図(片山家蔵)に「阿佐美村新田場」とみえ一一万四千四三九坪。元禄一〇年(一六九七)の笠懸野新田絵図(同家蔵)に阿左美新田とあり、家三六軒が描かれる。元禄郷帳に阿佐村とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android