阿左美遺跡(読み)あざみいせき

日本歴史地名大系 「阿左美遺跡」の解説

阿左美遺跡
あざみいせき

[現在地名]笠懸村阿左美 仲

八王子はちおうじ丘陵の西側に北から南へと帯状に延びる丘陵の舌状台地にある。標高約一二三メートル。昭和二九年(一九五四)東武鉄道桐生線阿左美駅の拡張工事の際、多量の土器石器が発見され、翌三〇年に縄文時代後期の住居跡が二基発掘された。その後の昭和五七年に調査が実施され、縄文時代中期末から後期後半の土壙が一〇〇基以上検出された。昭和三〇年に調査された住居のうち一基は柄鏡形の敷石住居跡である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む