阿弥陀堂遺跡
あみだどういせき
[現在地名]小千谷市城内三丁目
もとの国鉄魚沼線西小千谷駅の後方阿弥陀堂の地にある。遺跡地には現在県立小千谷西高等学校が建つ。桜町にある伊米神社の別当寺と伝える中世寺院跡。付近に伊米神社に向かって道入・道ノ木・草薙・寺ノ内などの地名が並ぶ。六〇ヵ所以上の火葬人骨を埋めた墓穴、十数個の柱穴、珠洲焼・土師器の破片、石塔・古銭・経石・鉄片・鉱滓・礎石など大寺院の存在を示す出土物があった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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