朝日日本歴史人物事典 「阿曇刀」の解説
阿曇刀
奈良時代の官人。霊亀2(716)年内膳司の長官(奉膳)を務め,神今食の際に3等官(典膳)の高橋乎具須比と供奉の順序を争ったが,刀の主張は退けられた。高橋,阿曇両氏は内膳司の奉膳と典膳に任じられるのが慣例となっており,この事件以後,神事における並び方をめぐり争うことがあった(『本朝月令』)。神亀4(727)年従五位下。
(今泉隆雄)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
(今泉隆雄)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...