阿波手森(読み)あわでのもり

日本歴史地名大系 「阿波手森」の解説

阿波手森
あわでのもり

[現在地名]甚目寺町上萱津

「三代実録」元慶元年(八七七)二月一〇日条に「尾張国樹連理」とあるのは、この森のこととされ、諸歌学書に尾張の名所としてあげられる。尾張八景の一つ。

<資料は省略されています>

伝えによると、宝亀一一年(七八〇)奥州の夫婦が京に住む父を訪ね、萱津かやづの宿の炭屋角左衛門宅に泊まったが、妻の藤姫は

<資料は省略されています>

の一首を残して死に、京での父との対面がかなわなかったことから「あわでの森」と称されるという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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