上萱津村(読み)かみかやづむら

日本歴史地名大系 「上萱津村」の解説

上萱津村
かみかやづむら

[現在地名]甚目寺町上萱津

西は甚目寺村に接する五条ごじよう川沿いの村。初見は「吾妻鏡」文治二年(一一八六)四月一日条に「北条四郎主出京之後、今日著尾張国萱津宿」として駅名で現れる。地名を「かやつ」としているものには、建久四年(一一九三)「六百番歌合」の有家朝臣の「東路やかやつの原の朝露に」、仁治三年(一二四二)「東関紀行」の「かやつの東宿」などがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android