阿玉台村(読み)あたまだいむら

日本歴史地名大系 「阿玉台村」の解説

阿玉台村
あたまだいむら

[現在地名]小見川町阿玉台

阿玉久保あたまくぼ村の南に位置し、西を黒部くろべ川が北流する。中世は阿玉郷に含まれた。元和三年(一六一七)知行宛行状などに阿玉郷・阿玉村などとあるが、阿玉を冠するいずれの村か不明(→阿玉川村。同年の検地帳(阿玉台区有文書)に「香取郡東庄阿玉台村」とみえ、田四三町余・畑一一町八反余のほか、新田畑一六町四反余。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分では高五五八石余、旗本川口領で幕末まで同領。同七年の家数五五・人数三四八、馬四五・牛二(菅沼家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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