20世紀日本人名事典 「阿部光之助」の解説 阿部 光之助アベ ミツノスケ 明治〜昭和期の実業家 今治商工会長;今治町初代町長。 生年安政5年3月8日(1858年) 没年昭和8(1933)年1月8日 出生地伊予国今治(愛媛県) 経歴実業家・阿部平助の弟に生まれる。明治23年愛媛県今治町の初代町長に就任、25年今治融通会社(のちの今治商業銀行)を創設した。29年兄・平助と共に阿部合名会社を設立し、33年英国製の動力機械を導入、これが今治綿業動力化の最初となった。35年伊予綿ネル組合を組織して組合長となり、以来20年間に渡り業者の団結と産業の近代化に尽力した。また長らく今治商工会長を務め、地域経済・社会の発展に貢献した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「阿部光之助」の解説 阿部光之助 あべ-みつのすけ 1858-1933 明治-昭和時代前期の実業家。安政5年3月8日生まれ。明治23年愛媛県今治(いまばり)の初代町長,25年今治融通会社(のちの今治商業銀行)を創設。29年兄阿部平助とともに阿部合名を設立し,イギリス製の動力機械を導入して伊予(いよ)綿ネル産業の近代化に尽力した。昭和8年1月8日死去。76歳。伊予(愛媛県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by