降込む(読み)フリコム

デジタル大辞泉 「降込む」の意味・読み・例文・類語

ふり‐こ・む【降(り)込む】

[動マ五(四)]雨や雪が家の中へ入り込む。「閉め忘れた窓から雨が―・む」
[類語]降る降りしきる降り募る降り籠める降り籠められるそぼ降る時雨れる降りみ降らずみぱらつくちらつく降り敷く降り積もる積もる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「降込む」の意味・読み・例文・類語

ふり‐こ・む【降込】

  1. 〘 自動詞 マ行五(四) 〙
  2. 雨や雪などが外から屋内へはいってくる。
    1. [初出の実例]「Perpluo〈略〉アメガ furicomu(フリコム)」(出典:羅葡日辞書(1595))
  3. 物が突然手元に届く。
    1. [初出の実例]「いくら艷書が降り込んだって」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android