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陣幕 ジンマク

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デジタル大辞泉の解説

じん‐まく〔ヂン‐〕【陣幕】

陣屋に張り巡らす幕。

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大辞林 第三版の解説

じんまく【陣幕】

陣屋に張る幕。

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

陣幕
じんまく

軍陣において野外宿営の際などに、周囲を囲んで張り巡らす幕。軍幕ともいう。古く軍防令(ぐんぼうりょう)に兵士10人に紺布幕1張を要すとの規定もあり、奈良時代にも軍事に幕を用いたと思われる。『今昔物語』に、武人の寝所の周囲に防御のため大幕を張ったとの記事もある。風をはらむことにより矢の勢いをそいだものである。『前九年合戦絵巻』『後三年合戦絵詞(えことば)』には、すでに家紋をつけた幕を陣所に用いたようすが描かれている。室町時代には一定の形式も生じた。江戸時代の形式は、『本朝軍器考』などによれば幅は五幅(いつの)(約1.5メートル)、長さは2丈8尺(約8.4メートル)、幕をたてる串(くし)である幕串(まくぐし)は、大将10本、軍士8本、乳(ち)に通す手綱は白と黒と青の布縄で、定紋は5か所ないし3か所、7か所につけるとする。また陣幕を洗うことは不吉とされた。[齋藤愼一]

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