陣笠城跡(読み)じんがさじようあと

日本歴史地名大系 「陣笠城跡」の解説

陣笠城跡
じんがさじようあと

[現在地名]田平町山内免 日ノ浦

しろ(七三メートル)に築かれた中世の城跡。史料上はうら城ともみえる。田平峰氏の居城で、延徳三年(一四九一)より松浦弘定とその兄でさと城主の昌(田平峰家を継ぐ)が交戦した際、当城は田平側の本陣であったという(壺陽録)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android