陣馬相模湖県立自然公園(読み)じんばさがみこけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「陣馬相模湖県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

陣馬相模湖県立自然公園
じんばさがみこけんりつしぜんこうえん

神奈川県北部,相模原市北西部にある自然公園。東京都と神奈川県の境界をなす生藤山 (991m) ,連行峰 (1020m) ,陣馬山 (855m) などの南斜面から道志山地東端まで広がり,相模湖相模川を挟む。面積 37.85km2。 1983年指定。都県境の山陵には和田峠,明王峠,小仏峠大垂水峠などがあり,峰越えのハイキングコースとして知られている。特に視界の開けた陣馬山からの眺望は有名。相模ダムのダム湖である相模湖岸一帯は春のサクラ見物,夏のキャンプ,秋の紅葉狩り,冬のワカサギ釣りと年間を通して行楽客でにぎわう。オシドリマガモの渡来地でもある。

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