デジタル大辞泉 「除する」の意味・読み・例文・類語 じょ・する〔ヂヨする〕【除する】 [動サ変][文]ぢょ・す[サ変]1 《旧官を除いて新官に任ずる意》官職に就かせる。2 取り去る。のぞく。「雑草を―・する」3 割り算をする。割る。「六を三で―・する」⇔乗ずる。[類語]割る・等分する・均分する 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「除する」の意味・読み・例文・類語 じょ‐・するヂョ‥【除】 〘 他動詞 サ行変 〙 [ 文語形 ]ぢょ・す 〘 他動詞 サ行変 〙① ( 旧官を除いて新官に任ずる意 ) 官職につかせる。役につかせる。[初出の実例]「除と云は、叢林なんどに蔵主の官を除して首座になすを云ぞ。〈略〉天子の御恩を蒙て尋洗馬の官に除せらるるぞ」(出典:古文真宝笑雲抄(1525)八)② 除く。取り去る。③ 割り算をする。割る。[初出の実例]「三十里を二百五十里にて除すれば、四町三分二厘となる。これにて明の一里、いまの四町十九間二分にあたることしるべし」(出典:随筆・昆陽漫録(1763)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例