陰晴(読み)インセイ

デジタル大辞泉 「陰晴」の意味・読み・例文・類語

いん‐せい【陰晴】

曇りと晴れ。晴曇せいどん
「―の定まらないこの頃の時候の常として」〈近松秋江青草

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精選版 日本国語大辞典 「陰晴」の意味・読み・例文・類語

いん‐せい【陰晴・陰霽】

  1. 〘 名詞 〙 曇りと晴れ。曇ったり晴れたりすること。晴曇
    1. [初出の実例]「陰晴纔隔夜、蒙昧已沖融」(出典田氏家集(892頃)下・喜晴)
    2. 「ふるかと思へば晴る也。陰晴不定也」(出典:中華若木詩抄(1520頃)上)
    3. [その他の文献]〔王維‐終南山詩〕

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普及版 字通 「陰晴」の読み・字形・画数・意味

【陰晴】いんせい

天気のもよう。

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