陰金田虫(読み)いんきんたむし

精選版 日本国語大辞典 「陰金田虫」の意味・読み・例文・類語

いんきん‐たむし【陰金田虫】

〘名〙 (「いんきんだむし」とも) 陰部およびその周辺に発生する皮膚病の俗称。「いんきん」と「たむし」とは別の病気で、俗にいんきんとは陰部に生ずる陰嚢湿疹皮膚炎などを含み、たむしとは頑癬(がんせん)および小水疱性斑状白癬などを含む。
※瘍科秘録(1837)五「腎嚢風、和名いんきんたむしと云て、是も頑癬の一種なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「陰金田虫」の意味・読み・例文・類語

いんきん‐たむし【陰金田虫】

頑癬がんせんの俗称。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android