陰金田虫(読み)インキンタムシ

デジタル大辞泉 「陰金田虫」の意味・読み・例文・類語

いんきん‐たむし【陰金田虫】

頑癬がんせんの俗称。

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精選版 日本国語大辞典 「陰金田虫」の意味・読み・例文・類語

いんきん‐たむし【陰金田虫】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「いんきんだむし」とも ) 陰部およびその周辺に発生する皮膚病の俗称。「いんきん」と「たむし」とは別の病気で、俗にいんきんとは陰部に生ずる陰嚢湿疹皮膚炎などを含み、たむしとは頑癬(がんせん)および小水疱性斑状白癬などを含む。
    1. [初出の実例]「腎嚢風、和名をいんきんたむしと云て、是も頑癬の一種なり」(出典:瘍科秘録(1837)五)

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