デジタル大辞泉 「陳者」の意味・読み・例文・類語 のぶれ‐ば【▽陳▽者】 [連語]《動詞「の(述)ぶ」の已然形+接続助詞「ば」》申し上げますが。さて。候文そうろうぶんなどの手紙で、時候のあいさつの次、本文の書き出しに用いる。「陳者この度新社屋完成に当たり」 ひね‐もの【▽陳者】 老巧な者。老練な人。「かやうの―をば、わづらひなくのしよりて」〈曽我・一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「陳者」の意味・読み・例文・類語 のぶれ‐ば【陳者】 〘 連語 〙 候文(そうろうぶん)の手紙などで、時候のあいさつの次、本文のはじめに用いることば。申しあげますが。さて。[初出の実例]「陳者(ノブレバ)不肖義、前週より脚気症に相罹り」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例