陽報(読み)ヨウホウ

デジタル大辞泉 「陽報」の意味・読み・例文・類語

よう‐ほう〔ヤウ‐〕【陽報】

はっきりとよい報いが現れること。また、その報い。「陰徳あれば陽報あり」

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精選版 日本国語大辞典 「陽報」の意味・読み・例文・類語

よう‐ほうヤウ‥【陽報】

  1. 〘 名詞 〙 はっきりとよい報いがあらわれること。また、その報い。→陰徳あれば陽報あり
    1. [初出の実例]「楚のそんしゅくがうは両頭の蛇を見て殺し埋みたりしも、陰徳有に依てはたして令尹の官にのぼり、後は楚国の政を行しも陽報の理にかなひたり」(出典:慶長見聞集(1614)二)
    2. [その他の文献]〔淮南子‐人間訓〕

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普及版 字通 「陽報」の読み・字形・画数・意味

【陽報】ようほう

応報

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