普及版 字通 「隍」の読み・字形・画数・意味
隍
12画
[字訓] からほり
[説文解字]
[字形] 形声
声符は皇(こう)。〔説文〕十四下に「池なり。水るを池と曰ひ、水無きを隍と曰ふ」とあり、からほりをいう。城隍神の祀りは六朝に起こり、唐・宋に盛行した。
[訓義]
1. からほり、城のからほり。
2. たに。
3. うつろ、むなしい。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕隍 ミゾ・アラミゾ・アナ・ホリキ 〔字鏡集〕隍 アラミゾ・ミゾ・イケ・ホトリ・アケ(ナ)
[熟語]
隍▶
[下接語]
濠隍・城隍・深隍・側隍・池隍・隍・幽隍・淪隍
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報