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城隍神 じょうこうしん Cheng-huang-shen

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

城隍神
じょうこうしん
Cheng-huang-shen

中国の民間信仰における都市の守護神。古代には,氏,部族の集団居住地には社神が祭られたが,諸族の混住する都市生活が発達するにつれ,社神に代って起った信仰であろう。中国の都市は,城壁を築き,濠 (ほり) をめぐらすが,それを神格化したもので記録では北斉 (6世紀) に現れる。

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デジタル大辞泉の解説

じょうこう‐しん〔ジヤウクワウ‐〕【城×隍神】

中国で、都市を守護する神。三国時代に始まり、宋代には盛んに信仰された。祭神は時代・地域によりさまざまで、土地神・冥界神としても民衆に親しまれ、説話も多い。

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世界大百科事典内の城隍神の言及

【城隍廟】より

…城隍神をまつるやしろ。城隍神は都市とその住民を守護すると信じられた神。…

【ソナンダン】より

…漢字では城隍堂,累石壇と表記される。城隍という字は高麗時代から文献に見いだされるが,元来は中国の城壁やそれをめぐる堀の神であって,のち城邑内の地域の安寧をつかさどる神となったもので,この中国の城隍神信仰が朝鮮ではまず公的なレベルにおいて受容され,さらに固有の部落の守護神である山神信仰と習合して朝鮮独自の城隍神信仰が生まれたのである。朝鮮の城隍神信仰には,(1)婦女子が随時おとずれて祭物を供え除厄招福を祈る個人的なもの,(2)部落祭の対象である部落の守護神としての共同体的なもの,(3)中国の城隍神を国家が中国に倣って祭る公的な城隍神祭祀の3類型があるが,重要なのは(1)と(2)である。…

【ベトナム】より

…村民の信仰および日常生活のうちにも,村落の共同体的性格と集団主義への志向が看取される。信仰面では,村の守護神(城隍神)祭祀の慣行が村民を結ぶ精神的な紐帯となった。また公田(村落共有地)の所有と割換耕作,〈民公〉(労働交換)と共同労働,〈甲〉(合力・扶助組織)など,さまざまの労働慣習に裏打ちされた村落の集団主義は,村民相互間の連帯と共属意識を生むもとになっている。…

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