階除(読み)かいじょ

精選版 日本国語大辞典 「階除」の意味・読み・例文・類語

かい‐じょ‥ヂョ【階除】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「階」「除」ともに、きざはしの意 ) 階段
    1. [初出の実例]「顧影歩庭院輝立階除」(出典本朝文粋(1060頃)一・秋夜感懐〈橘在列〉)
    2. [その他の文献]〔王粲‐登楼賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「階除」の読み・字形・画数・意味

【階除】かいじよ(ぢよ)

きざはし。唐・杜甫〔雨に対(むか)ひて懐を書し、走りて許主簿公を邀(むか)ふ〕詩 座は賢人の酒に對し 門は長の車を聽く 相ひ邀(むか)へて泥濘(でいねい)を愧(は)づ 騎馬、階除に到る

字通「階」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android