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は隔と同声。来母の字にk・l二系の音をもつものが多い。〔説文〕十四下に「
は
なり」、次条に「
は
なり」とあって互訓。
(ふ)は神の陟降するところ。そこでの隔離儀礼を示す字で、聖所に鬲をおいて境界としたのであろう。鬲よりそそぐを
(かんれい)といい、
礼(かんれい)に用いる。周初の麦氏諸器に「麥の宮に
(くわん)す」「
侯の出入に
せん」とあり、聖所への出入に
の儀礼をした。そのようにして聖俗を分かつことを隔という。
ヘダツ・トドム・カクル・サフ・フサグ・ウツ
・膈kekは同声。膈は胸膈、いわゆる横膈膜。〔釈名、釈形態〕に「
は塞なり」、また〔文選、西京の賦、注〕に引く〔説文〕も「塞なり」とする。塞は呪具の工を以て神霊を塡塞する意で、また一種の隔離儀礼である。
▶・隔礙▶・隔闊▶・隔眼▶・隔月▶・隔在▶・隔是▶・隔日▶・隔宿▶・隔牆▶・隔心▶・隔水▶・隔世▶・隔生▶・隔截▶・隔絶▶・隔窓▶・隔塞▶・隔断▶・隔帳▶・隔年▶・隔箔▶・隔閉▶・隔
▶・隔壁▶・隔別▶・隔夜▶・隔離▶・隔
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隔・地隔・杜隔・防隔・遥隔・壅隔・離隔・籬隔・遼隔・路隔出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...