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は隔と同声。来母の字にk・l二系の音をもつものが多い。〔説文〕十四下に「
は
なり」、次条に「
は
なり」とあって互訓。
(ふ)は神の陟降するところ。そこでの隔離儀礼を示す字で、聖所に鬲をおいて境界としたのであろう。鬲よりそそぐを
(かんれい)といい、
礼(かんれい)に用いる。周初の麦氏諸器に「麥の宮に
(くわん)す」「
侯の出入に
せん」とあり、聖所への出入に
の儀礼をした。そのようにして聖俗を分かつことを隔という。
ヘダツ・トドム・カクル・サフ・フサグ・ウツ
・膈kekは同声。膈は胸膈、いわゆる横膈膜。〔釈名、釈形態〕に「
は塞なり」、また〔文選、西京の賦、注〕に引く〔説文〕も「塞なり」とする。塞は呪具の工を以て神霊を塡塞する意で、また一種の隔離儀礼である。
▶・隔礙▶・隔闊▶・隔眼▶・隔月▶・隔在▶・隔是▶・隔日▶・隔宿▶・隔牆▶・隔心▶・隔水▶・隔世▶・隔生▶・隔截▶・隔絶▶・隔窓▶・隔塞▶・隔断▶・隔帳▶・隔年▶・隔箔▶・隔閉▶・隔
▶・隔壁▶・隔別▶・隔夜▶・隔離▶・隔
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隔・地隔・杜隔・防隔・遥隔・壅隔・離隔・籬隔・遼隔・路隔出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...