デジタル大辞泉 「隠り江の」の意味・読み・例文・類語 こもりえ‐の【▽隠り江の】 [枕]「泊瀬はつせ」にかかる。中世以後に、「こもりくの」が誤り伝えられたもの。「―泊瀬の山は色づきぬ」〈続古今・秋下〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「隠り江の」の意味・読み・例文・類語 こもりえ‐の【隠江の】 枕 地名「初瀬」にかかる。上代の枕詞「こもりくの」を、中世以降、誤り伝えたもの。[初出の実例]「こもり江の初瀬の山は色づきぬ時雨(しぐれ)の雨は降りにけらしな〈坂上郎女〉」(出典:続古今和歌集(1265)秋下・五一二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例