泊瀬(読み)はつせ

世界大百科事典 第2版の解説

はつせ【泊瀬】

奈良県桜井市東部の初瀬川渓谷の総称。初瀬,長谷とも書く。現在は〈はせ〉と発音する。大和と東国とを結ぶ伊勢街道の要衝にあってはやくから開け,雄略天皇泊瀬朝倉宮武烈天皇の泊瀬列城(なみき)宮などが営まれたとされる。《和名抄》には長谷郷が見え城上(しきのかみ)郡に属していた。渓谷入口の三輪山に近い慈恩寺・脇本地域などは古代のシキ(磯城)地域に含まれ,狭義のヤマトの範囲の東端に位置していたと考えられる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の泊瀬の言及

【泊瀬】より

…現在は〈はせ〉と発音する。大和と東国とを結ぶ伊勢街道の要衝にあってはやくから開け,雄略天皇の泊瀬朝倉宮,武烈天皇の泊瀬列城(なみき)宮などが営まれたとされる。《和名抄》には長谷郷が見え城上(しきのかみ)郡に属していた。…

※「泊瀬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

バズる

[動ラ五(四)]《「バズ」の動詞化》俗に、ウェブ上で、ある特定の事柄について話題にする。特に、SNSを通じて多人数がうわさをしたり、意見や感想を述べ合ったりして、一挙に話題が広まることを指す。→バズマ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android