隷僕(読み)レイボク

デジタル大辞泉 「隷僕」の意味・読み・例文・類語

れい‐ぼく【隷僕】

中国代の官名宮中清掃をつかさどった。
召使いの男。下男しもべ

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精選版 日本国語大辞典 「隷僕」の意味・読み・例文・類語

れい‐ぼく【隷僕】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 周官の名。宮中の清掃にあたる。〔周礼夏官・隷僕〕
  3. 召使の男。しもべ。
    1. [初出の実例]「医業の繁栄を仮装する為〈略〉わざと深更に家に帰るなどは随分御苦労の事で、薬籠持の隷僕こそ迷惑至極である」(出典:春城随筆(1926)〈市島春城〉雅俗相半録)
    2. [その他の文献]〔商子‐境内〕

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