隻手の声(読み)せきしゅのこえ

精選版 日本国語大辞典 「隻手の声」の意味・読み・例文・類語

せきしゅ【隻手】 の 声(こえ)

  1. 禅宗での公案一つ両手を打って鳴る音を聞くのがふつうであるが、片手で鳴らす音を心耳をもって聞かなければならないとした。絶対の境地を推量させたもの。
    1. [初出の実例]「隻手の声を聞き得、音声を止め得、見性の眼を開き得玉はざらん限りは」(出典:さし藻草(1760)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む