隻手の声(読み)せきしゅのこえ

精選版 日本国語大辞典 「隻手の声」の意味・読み・例文・類語

せきしゅ【隻手】 の 声(こえ)

  1. 禅宗での公案一つ両手を打って鳴る音を聞くのがふつうであるが、片手で鳴らす音を心耳をもって聞かなければならないとした。絶対の境地を推量させたもの。
    1. [初出の実例]「隻手の声を聞き得、音声を止め得、見性の眼を開き得玉はざらん限りは」(出典:さし藻草(1760)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む