雀目(読み)スズメモク

デジタル大辞泉 「雀目」の意味・読み・例文・類語

すずめ‐もく【×雀目】

鳥類一目。鳥の種類の半分以上の約5000種を含み、4亜目56科ほどに分類され、スズメ亜目(鳴禽めいきん類)が約4000種を占める。鳥類の中では最も進化したグループといわれる。燕雀えんじゃく目。

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精選版 日本国語大辞典 「雀目」の意味・読み・例文・類語

すずめ‐もく【雀目】

  1. 〘 名詞 〙 脊椎動物鳥綱の一目名。ツバメ・ヒバリ・ツグミ・スズメ・カラスなどを代表とし、現生鳥類の半数以上を含む大きな群。主として樹上または草中で生活する陸鳥で、よい声でさえずるものが多い。身体の大きさは一般に小さくて、大半は全長一〇~三〇センチメートル。最大はワタリガラスの七〇センチメートル。旧称燕雀目。

じゃく‐もく【雀目】

  1. 〘 名詞 〙じゃくもう(雀盲)
    1. [初出の実例]「雀目(シャクモク) とりめ」(出典:病論俗解集(1639))

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世界大百科事典(旧版)内の雀目の言及

【スズメ(雀)】より

…スズメ目ハタオリドリ科の鳥。全長約15cm。…

※「雀目」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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