日本歴史地名大系 「雄武竪穴群遺跡」の解説 雄武竪穴群遺跡おうむたてあなぐんいせき 北海道:網走支庁雄武町雄武村雄武竪穴群遺跡[現在地名]紋別郡雄武町字雄武当遺跡はかつて開生(かいせい)遺跡と称されていた。雄武川左岸、標高約一二メートルの河岸段丘上に位置する、縄文時代から擦文時代までの複合遺跡で、二〇九個の方形・円形のくぼみが確認できる。昭和三六年(一九六一)に発見され、同年・同三七年に擦文時代と続縄文時代の竪穴が発掘されている。同六〇年から五年をかけて北海道開拓記念館によりオホーツク文化期の竪穴一と擦文時代の竪穴三が調査された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by