事典 日本の地域ブランド・名産品 「雄町米」の解説
雄町米[米麦]
おまちまい
主に岡山市・赤磐市などで生産されている。江戸時代末期の1859(安政6)年、雄町の篤農家・岸本甚造が鳥取への参詣の折に持ち返った穂を選抜改良した品種。晩生種。草丈が著しく長く、茎は太く、穂は長大という特徴がある。大粒で心白が大きく、つくる酒にはコクがあるという酒造用の高級品種。明治時代末期から岡山県の奨励品種になっている。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報