雄香寺(読み)ゆうこうじ

日本歴史地名大系 「雄香寺」の解説

雄香寺
ゆうこうじ

[現在地名]平戸市大久保町

大久保おおくぼの南部にある。俊林山と号し、臨済宗妙心寺派。本尊釈迦如来。松浦まつら大島おおしま(現大島村)にあった江月庵を前身とする。元禄八年(一六九五)平戸藩五代藩主松浦棟がその寺基を現在地に移し、堂宇を建立、棟の法号である雄香院にちなむ寺号に改めた。開山として招請された播磨盤珪永琢は不生禅を唱えたことで知られ、仏智弘済禅師の諡号を与えられた(「盤珪禅師行業記」など)。松浦家は寺領一五〇石を寄進し、同家の菩提寺とし、境内に歴代藩主の墓石が並ぶ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 盤珪 本堂

乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...

乞巧奠の用語解説を読む