江戸前期の禅僧。法名は「えいたく」とも読む。元和(げんな)8年3月8日、播州揖西(ばんしゅういっさい)郡浜田村(兵庫県姫路市)に生まれる。赤穂(あこう)・随鴎(ずいおう)寺の雲甫(うんぽ)(1568―1653)について出家得度、雲甫の寂後、備前(岡山県)三友寺の牧翁(?―1694)に参じてその法を嗣(つ)いだ。出家得度後、各地に知識を尋ねて歴参、とくに長崎の崇福(そうふく)寺に来日した道者に参謁したことは、新たな明(みん)風の禅に接する機会となった。人はだれでも生まれながらに不生(ふしょう)の仏心を具有するという不生禅を説いて、平易な説法をもって教えを各地に広めた。公案(こうあん)禅の形骸(けいがい)化を厳しく批判した点、その禅風は日本禅宗史上において特異な意味をもつ。元禄(げんろく)6年9月3日、72歳をもって、開創した播州・龍門(りょうもん)寺に寂した。弟子は僧俗あわせて5万余人に及んだと伝える。大法正眼国師と勅諡(ちょくし)される。
[古田紹欽 2017年9月19日]
『赤尾龍治編『盤珪禅師全集』(1987・大蔵出版)』▽『鈴木大拙編・校『盤珪禅師語録』(岩波文庫)』▽『鈴木大拙著『禅思想史研究――盤珪禅』(1943・岩波書店)』
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