雅淡(読み)がたん

精選版 日本国語大辞典 「雅淡」の意味・読み・例文・類語

が‐たん【雅淡】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 みやびやかで飾りけのないさま。おくゆかしくてさっぱりとしているさま。〔随筆山中人饒舌(1813)〕
    1. [初出の実例]「文学にも絵画にも雅淡を尚びし東洋の美術的趣味は」(出典:消息(1899‐1900)〈正岡子規〉)
    2. [その他の文献]〔徐陵‐晉陵太守王励徳政碑〕

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普及版 字通 「雅淡」の読み・字形・画数・意味

【雅淡】がたん

風雅でかざりけがない。陳・徐陵〔晋陵太守王励徳政碑〕君、田の美玉、大珠を以て、として其の聲を美(よ)くしとして其の符を照(かがや)かす。風淡、和なり。

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