東京都豊島区(としまく)南端の地区。山手(やまのて)台地の一部の雑司ヶ谷台地(標高約30メートル)にあり、南北朝時代のころ雑色(ぞうしき)職を勤めた武士がここに移住したこと、また付近の林野が法明寺(ほうみょうじ)の雑司料にあてられたことが地名の起源という。北に接する南池袋にある雑司ヶ谷霊園は、青山霊園、染井(そめい)霊園とともに政府所管の公共墓地として1872年(明治5)設置された(現在は東京都が管理)。2丁目と3丁目の境を東京地下鉄副都心線、都電荒川線が通り、3丁目に法明寺が管理する雑司ヶ谷鬼子母神(きしもじん)とよばれる鬼子母神堂がある。現在の建物は1666年(寛文6)造営といわれ、子授けイチョウ、民芸品のすすきみみずく、ケヤキの並木道で知られる。
[沢田 清]
自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新