雛遊(読み)ひいなあそび

精選版 日本国語大辞典 「雛遊」の意味・読み・例文・類語

ひいな‐あそびひひな‥【雛遊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 雛人形着物を着せたり、種々の調度を整えたり飾ったりする女児の遊び。平安時代頃から貴族子女の遊びとして、随時行なわれた。ひなあそび。ひいなごと。
    1. [初出の実例]「いぬ宮とひひなあそびし給ふ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)楼上上)
  3. 特に、江戸時代初期以降、上巳(じょうし)の祓(はらえ)と関係づけられて三月三日に固定した年中行事雛祭。ひいなごと。《 季語・春 》 〔俳諧・はなひ草(寛永二〇年本)(1643)〕

ひな‐あそび【雛遊】

  1. 〘 名詞 〙 雛人形を飾り、供え物などをして遊ぶこと。近世以後、特に三月三日の雛祭をさすようになった。ひなごと。ひいなあそび。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「姫君の御かたは、ことさらちひさき御てうどどもにてひなあそびのやうにしつらひて」(出典:浜松中納言物語(11C中)二)

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