離情(読み)りじょう

精選版 日本国語大辞典 「離情」の意味・読み・例文・類語

り‐じょう‥ジャウ【離情】

  1. 〘 名詞 〙 別離の思い。わかれの心。
    1. [初出の実例]「料知漢表離情苦、蒙霧未披暁漏遷」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)三・思牛女〈藤原明衡〉)
    2. [その他の文献]〔任昉‐出郡伝舎哭范僕射詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「離情」の読み・字形・画数・意味

【離情】りじよう(じやう)

離懐。清・呉昌碩登高〕詩 年年りに魄す 今に蹉(さた)たり 客と作(な)りて離慣るるも 登高、感多し

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