精選版 日本国語大辞典 「離歌」の意味・読み・例文・類語 り‐か【離歌】 〘 名詞 〙① 離別の歌。わかれの歌。[初出の実例]「離歌(リカ)に腸を断ち」(出典:不如帰(1898‐99)〈徳富蘆花〉下)[その他の文献]〔李頎‐送魏万之京詩〕② 和歌で、欠陥とされる歌体の一つ。「白波の浜松が枝の手向草幾代までにか年の経にけむ」の「さ」と「む」のように、第三句の最後の字と第五句の最後の字とが同じ段の音でない歌をいう。離韻とも。〔歌経標式(772)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例