雨司神社(読み)あめしじんじや

日本歴史地名大系 「雨司神社」の解説

雨司神社
あめしじんじや

神体は石で、風穴・水穴の二つの穴を祀り、雨乞に効験があるといわれている。両穴ともに裂罅とする説もあるが、少なくとも風穴は人工的に掘削されたものと認められ、付近にはカナズイ(金山ともよぶ)と称される鉄分を多く含んだところもあることから、鉱石試掘の場所とみられる。もともと鉱石を意味する飴石を祭祀する社から最初の由来が忘れられ、農業が盛んになり、水が重要視されるとともに水をつかさどる雨司に移行していったと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む