雪坪(読み)ゆきつぼ

日本歴史地名大系 「雪坪」の解説

雪坪
ゆきつぼ

[現在地名]栄村大字堺 雪坪

志久見しくみ村の枝集落。市河文書に現れる古地名である。志久見川と千曲川の合流点、西小段丘上にあり、志久見集落の北側に接する。

元亨元年(一三二一)市河盛房が大井田女子への譲状(市河文書)

<資料は省略されています>

とあるのが初見。この文書には端書の訂正がある。

<資料は省略されています>

右にみえるすべての地名は現存し、現雪坪の範囲と一致する。「き□□もり」は大峰の南隣、現きつねくぼと推定大宮は現熊野宮である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android