雪気(読み)ユキゲ

精選版 日本国語大辞典 「雪気」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐げ【雪気】

  1. 〘 名詞 〙 雪が降り出しそうな空模様。雪の降りそうな気配。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「入道殿の、けふのゆきげに、風おこらせ給て、なやましうし給て、えわたり給はず」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)二)

雪気の補助注記

→「ゆきげ(雪解)」の補注


せっ‐き【雪気】

  1. 〘 名詞 〙 雪になりそうな空のけはい。ゆきげ。〔李群玉‐送鄭子寛棄官帰女几詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android