雪窓普明(読み)せっそうふみん(その他表記)Xue-chuang Pu-ming

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雪窓普明」の意味・わかりやすい解説

雪窓普明
せっそうふみん
Xue-chuang Pu-ming

中国,元の禅僧画家。松江 (上海) の人。雲巌寺,承天寺などの名寺を歴住した禅僧で,余技に水墨で没骨 (もっこつ) 技法によるらんを描き名声を得た。その作品は日本に多く伝わり,室町時代の水墨画家,ことに玉えん梵芳 (ぎょくえんぼんほう) らに多大の影響を与えた。遺品としては至正3 (1343) 年の『蘭図』4幅 (宮内庁三の丸尚蔵館) が著名。著書に『画蘭筆法記』があったが散失した。

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