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玉えん梵芳 ぎょくえんぼんぽう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

玉えん梵芳
ぎょくえんぼんぽう

室町時代の画僧。幼少より春屋妙葩 (しゅんおくみょうは) に従ったが,近江永源寺の寂室元光隠逸の風に強い影響を受け,また詩文義堂周信に学んだ。豊後万寿寺,建仁寺南禅寺などに歴住,将軍足利義持の帰依を受けた五山の長老的存在。しかし応永 27 (1420) 年義持と衝突し,七十余歳で近江へ去り隠遁の志をとげた。詩文に巧みで応永年間 (1394~1428) の詩画軸に多く賛を残すが,自身も余技水墨蘭画をよくした。主要作品『蘭石図』 (鹿王院) 。

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