雲照寺(読み)うんしようじ

日本歴史地名大系 「雲照寺」の解説

雲照寺
うんしようじ

[現在地名]西那須野町三区町

那須疏水第四分水(加治屋堀)の西側平地にあり、周辺は寺所有の山林。十善山と号し、真言宗東寺派。本尊大日如来。明治の高僧釈雲照律師の開山。明治一九年(一八八六)東京の実業家山本正義の勧めと那須開墾社幹部の招きにより、雲照は那須開墾社区域内のからすもり西方の大松のある地を選び、那須山雲照律寺と称する寺院を建立した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android