揮毫(読み)キゴウ

デジタル大辞泉 「揮毫」の意味・読み・例文・類語

き‐ごう〔‐ガウ〕【揮×毫】

[名](スル)《「揮」はふるう、「毫」は筆の意》毛筆文字や絵をかくこと。特に、知名人が頼まれて書をかくこと。「色紙しきし揮毫する」
[類語]筆をふる

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精選版 日本国語大辞典 「揮毫」の意味・読み・例文・類語

き‐ごう ‥ガウ【揮毫】

〘名〙 (「揮」はふるう、「毫」は筆の毛の意) 文字や絵をかくこと。染筆揮筆
※明極楚俊遺稿(14C中か)紀夢吟「覚後感追憶、揮毫写石屏
暗夜行路(1921‐37)〈志賀直哉〉四「寺全体の唐紙へ揮毫したものだといふ」 〔杜甫‐飲中八仙歌〕

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普及版 字通 「揮毫」の読み・字形・画数・意味

【揮毫】きごう(がう)

筆をふるう。書・画をかく。唐・杜甫〔飲中八仙歌〕詩 張旭三杯、傳ふ し頂を露はす、王 毫を揮ひて紙にせば、雲の如し

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