零式水上偵察機(読み)れいしきすいじょうていさつき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「零式水上偵察機」の意味・わかりやすい解説

零式水上偵察機
れいしきすいじょうていさつき

太平洋戦争全期にわたって使われた日本海軍の主力水上偵察機。愛知航空機の開発戦艦巡洋艦水上機母艦に搭載され,陸上基地でも使用,索敵,対潜,哨戒,連絡,救難などに多用された。単発,乗員3,全長 11.49m,総重量 3650kg,最大速度時速 366km,航続距離約 3300km。武装は 7.7mm機関銃1,250kg爆弾1。 1420機が生産された。

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事典 日本の地域遺産 「零式水上偵察機」の解説

零式水上偵察機

(鹿児島県南さつま市加世田高橋1955-3 万世特攻平和祈念館)
重要航空遺産指定の地域遺産。
1940(昭和15)年に日本海軍に制式採用された零式水上偵察機は日本の水上機の中で最大の生産数となる1423機が作られた。〔所有者〕南さつま市

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