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南さつま市 みなみさつま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

南さつま〔市〕
みなみさつま

鹿児島県南西部,薩摩半島の南西部にある市。東シナ海に臨み,西方の宇治群島および草垣群島を含む。 2005年加世田市,笠沙町,大浦町,坊津町,金峰町の1市4町が合体。中心市街地の加世田は旧城下町で,中世には別府氏が居城。天文8 (1539) 年以後島津日新斎が居城し,薩摩藩の中心地として発展。藩の中心が鹿児島に移ってからも,この地方の中心として栄えた。南部の坊は古くは遣唐使船の発着港として,博多の那津,伊勢の安濃津とともに日本三津の一つに数えられた。農業は米作のほか,カボチャ,柑橘類,メロンなどの栽培が盛ん。和牛の飼育や養豚も行なわれる。ブリ,イワシ,アジなどの沿岸漁業が行なわれ,いりこ (炒子) やちりめんじゃこ,さつま揚げを製造する。焼酎,そばも特産品。旧暦8月 15日頃坊津の各集落で行なわれる十五夜行事は国の重要無形民俗文化財に指定。縄文草創期の生活様式を伝える栫ノ原遺跡は国指定史跡。坊津は国指定名勝。ほかに国指定特別天然記念物のソテツ (蘇鉄) 自生地,天然記念物のヘゴの自生北限地帯がある。北部に日本三大砂丘の一つ吹上浜があり,吹上浜県立自然公園に属する。野間半島以南は屈曲に富むリアス海岸をなし,坊野間県立自然公園に属する。国道 226号線,270号線が通る。面積 283.59km2。人口 3万5439(2015)。

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