電子情報衛星(読み)でんしじょうほうえいせい(その他表記)electronic intelligence satellite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電子情報衛星」の意味・わかりやすい解説

電子情報衛星
でんしじょうほうえいせい
electronic intelligence satellite

電子情報の収集は,高度が高いほど有利となり,その究極的なものが人工衛星で,写真偵察だけでなく,電波情報を収集するエリント衛星が打ち上げられている。代表的なものがアメリカのライアライト衛星で,ソ連のマイクロ波通信を「盗聴」することを目的としたものである。マイクロ波通信は,基本的には2点間を結ぶ通信システムで,他の方向には電波が広がらないから傍受は不可能なはずである。しかし,ごくわずかな電波エネルギーがサイドローブとして漏れて広がる。このエネルギーを収集した信号を地上に伝送して,分析・解読する。

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