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電波スパー でんぱスパー

百科事典マイペディアの解説

電波スパー【でんぱスパー】

電波支脈とも。銀河系銀河電波一部分で,銀河面に垂直に,峰状にのびているもの。渦状腕に沿った電波放射域を太陽から接線方向に見通すために現れる。大きな円弧を描く電波ループとよばれるスパーも存在する。

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世界大百科事典 第2版の解説

でんぱスパー【電波スパー galactic radio spur】

銀河面に垂直に峰状にのびている銀河電波の一部分のこと。電波支脈ともいう。われわれの銀河系を電波で見ると銀河面(天の川)が明るく,さらに銀河中心方向に強いピークをもち,おおむね凸レンズ形をしている。この電波分布に重なって高銀緯に達する電波強度の峰,電波スパーが無数に走っている。渦状腕にそって圧縮されるガスとともに星間磁場と宇宙線強度も強められ,腕にそってシンクロトロン電波放射が促進される。スパーは渦状腕にそった電波放射域を太陽から接線方向に見通すために現れる。

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